個別指導塾の館

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オリジナルテキストで先取りして勉強

現在は「進学塾」「個別指導塾」両部門を用意しているところや、別途費用の有無はあっても「補習塾」的メニューも用意している塾が多い。大手塾になると、これらに「家庭教師派遣」部門を用意しているところもある。かつては一般的に「成績優秀な生徒が通うところといえば進学塾」といったようなイメージが強かったかと思われるが、今はそうとは言い切れない。超難関中学合格者の中にも、「学校での勉強があまりにのんびりしすぎて暇を持て余していたので、一つ二つ上の学年の内容を個別指導塾のオリジナルテキストで先取りして勉強していました。おかげで、六年生の一年間は志望校の過去に出題された問題(過去問)を解くなど、演習を充実させることができました」と語る生徒がいた。

学校、塾、受験勉強の違い

学校の勉強、塾の勉強と受験勉強は何が違うのかを考えてみたい。学校の勉強というのは、教師が授業をし、それについて宿題を出したり、テストを行ったりする。そこできちんと宿題をこなし、テストでいい点をとれば優等生の扱いを受ける。現在のように内申書が重視される公立校の高校入試では、学校の成績がよければ、おおむね地元の名門とされる高校に行ける。そういう意味では、学校の勉強と受験勉強がリンクして考えられることが多いし、学校秀才の延長上で、受験は勝ち抜けるものと考える人は多いだろう。しかし、現実には、こと大学受験に関しては、学校秀才が意外に受験に弱いことが多い。これがなぜかを考えることが、受験勉強と通常の勉強の違いを考えるうえでの大きなカギとなるだろう。

文字と文法

日本語と英語の大きな違いは音ばかりではない。書き言葉をつかさどる書記法が違う。漢字文化圏に生まれ育った我々は、「親」、「子」など、一つの文字がそれだけで意味を持つ、つまり一つの文字がそのまま一つの語であることに慣れている。多くの漢字においては、(専門的に言うと英語の形態素に相当する)部首だけが別々に意味を担っている。一方、アルファペット文化圏の言語では、文字は基本的に表音文字であって、独立した意味を持っていない。漢字文化圏の人間にとっては、違和感のある表記体系なのだ。また、日本語と英語は文法構造(統語法)がまったく違う。もっとも単純なレベルにおいては、語順が違う。日本に英語が伝来して以来、英語教師たちはその語順の違いを説明するのに苦労してきた。
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